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2022/03/03

[Paul Smith] ポールスミス コードバン財布の全体補修

こんばんは。まだまだ寒い日が続きますね。朝晩の寒ささえなければ電気代が大分変わってくると思うのですが・・・。皆様も油断しないでお身体には気をつけてお過ごしください。

 

さて、今回ご紹介させていただきますのは、Paul Smith ポールスミス コードバン財布の全体補修です!コードバンにつきましては、頻繁にお問合せいただきますが、一貫してお伝えしていますのは、コードバンはあの表面のきらびやかさと触り心地が命です。施工後に時間をかけて磨きをかけていきますが、表面形成と色を入れるのに形成材や塗料を使いますので若干触り心地が変わります。そのことをご了承いただきましての施工となります。

 

 

ではbefore afterの写真でご覧ください。

 

[before]

   

[after]

 

内側には多少色が残っていましたが、元々は濃紺のお財布でした。

 

[before]

 

[after]

 

開いたところです。

 

[before]

 

[after]

 

内側を見ますと濃紺だった形跡が残っています。

 

[before]

 

[after]

 

濃紺は残っていますが、やはりスレで色剥げはありました。

 

 

 

 

コードバンと聞いてすぐにわかる方は革がお好きな方か革に詳しい方でしょう。コードバンをご存知ない方のために簡単に言いますとコードバンとは馬の革のことです。ただ、厳密にいえば革ではなく馬のお尻の中にある層です。いわゆる俗にいう革というのは、牛等の皮膚にあたる部分を鞣して腐らないように加工して皮革として製品化したものです。ですので牛革の銀面の表面には毛穴があります。ここがコードバンでは違いまして、コードバンは皮膚の部分ではなく、あくまでも層ですので表面にお毛穴というものは存在しません。

ここで大事なのは、お尻の層の中にあるといっても必ずあるわけではありません。実はあるかどうかは見てみないと分からないのです。ですので、コードバンというのはとても貴重であり珍しいものなのです!銀面(革の皮膚表面にあたる部位)ではないメリットとして層ですのである程度研磨しても大丈夫なのと、磨くことで輝くというコードバンの特性があの輝きと触り心地を生み出しているのです。

今回も宅配便でのご依頼でしたが、お返し後にご納得いただけたお返事をもらいました。仕上がり具合は写真でご判断ください。

 

 

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