革修理｜岐阜県の革修理なら革研究所 大垣店

こんばんは。新年も開けて早や１１日。今年もあと３５４日しかありません。そう考えると毎日がとても貴重な日であり、日が経つのがものすごく早い気がします。日々一日を大切にしていきましょう。

 

 

さて、今回ご紹介させていただきますのは、Martin Margiela マルタン・マルジェラのライダースジャケットの全体染め直しです。パッと見は特に汚れていたりする感じではないのですが、細かいところをよく見ると所々黒ずみがあったり、色褪せがあったりしました。特に気にしておられらのは、ファスナーの両脇にある出っ張りが擦れて黒ずんでいた箇所です。どうしても出ている場所は擦れて汚れがつきやすいです。

 

ではbefore afterの写真でご覧ください。

 

[before]

   

[after]

 

この全体写真では特にどこが？という感じです。

 

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ここが上記でも触れたファスナー脇の汚れです。出っ張って黒ずんでいるのがお分かりでしょうか。

 

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これも分かりにくいですが、斑点のようなシミがあります。

 

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ここも定番の袖口の汚れです。可動する場所ですし、擦れやすい先端ですので汚れはつきやすいです。

 

 

 

アイボリーカラーというところも汚れやスレが目立つ原因かもしれません。基本的に白系統の色は当然汚れが目立ちます。これは洋服と同じですね。しかし！汚れは目立つけれど着たい気持ちもよくわかります！今回は染め直しと同時に汚れが付きにくく、水滴を弾く撥水加工もご依頼いただきました。事情がおありのようで、早い施工をご希望でしたのでスピード施工させていただきまして、完了できるのか少し不安でしたがご希望の日時に間にあってよかったです。お引き渡し時、「思っていたより綺麗で新品みたいですね！」と有り難いお言葉もいただきました。

 

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