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2022/05/18

【IL BISONTE 】イルビゾンテ ショルダーバッグ 補修

こんばんは。今回ご紹介させていただきますのは IL BISONTE  イルビゾンテ ショルダーバッグ補修です。

 

①ご依頼の経緯と状態

②before after 写真

③施工後あとがき

④ヌメ革について

⑤全国から宅配便にてご依頼いただけます

 

 

①ご依頼の経緯と状態

ヌメ革ということで、エイジングをされるつもりでそのまま使用していたらバッグの横あたりショルダーベルトから続くライン上の部分が擦れて色が抜けてボソボソになってしまったとのご相談でした。また、全体にシミのような痕もありました。ショルダーベルトから続くライン上の部分がスレが大きく、革の表面が無くなっておりこのままでは色をつけることができませんので、表面を形成することをご説明させていただきご依頼いただきました。

 

before after 写真

 

before

 

after

 

before写真では、バッグ中央のブランド刻印の向かって左側に大きなシミが見えますが施工後は綺麗に消えています。「

 

before 

 

after

 

この場所が一番スレが大きく、表面形成が必要でした。

 

before

 

after

 

後ろ側にもシミのような痕がありました。

 

before

 

after

 

バッグの底の部分にもシミ状の痕がありました。

 

 

③施工後あとがき

こちらの革はヤキヌメ革になるかとおもいますが、ヌメ革はエイジングを楽しませてくれます。ただ、ヌメ革に限らずですが革は全くメンテナンスをしないでいると、乾燥からやがてヒビが入ったりそのまま経過すると割れたり破れてしまいます。革は元々は生きていた動物の皮膚です。人間の肌をイメージしていただくとわかりやすいですが、特に冬などは空気が乾燥している季節にハンドクリーム等を使わずに紙を触る仕事をされたりすると指先が乾燥して毛羽立ったり、それでもそのままでいると日にちが経つにつれて指先や節が割れたりして大変痛い思いをされたことは多くの人が経験されたことがあると思います。ですので、革のエイジングを楽しまれる場合でも定期的にオイルメンテナンスすることは欠かせません。

ヌメ革は基本的に着色していない革のことを指しますが革自体の表面が欠損していたことと、写真でお分かりのようにバッグ全体にシミ状の痕が点在していましたのでこちらを消すためにはどうしても着色しなくては修復が不可能です。革は布生地のように特殊な薬剤でシミ抜きを・・・というわけにはいきませんので色は出来る限り違和感のない色を調色して作りました。施工前の状態はよりヌメ革に近い色かとおもいますが、オリジナルはキャメルカラーです。一部元色が残っている部分もありましたので、その色に極力近い色で全体を合わせました。

 

 

④ヌメ革について

ヌメ革は長年使用することで、色合いや使用感が変化してその変化を楽しむエイジングが魅力です。ヌメ革の定義は難しいですが、ものすごく簡単に言うと、「染料、顔料を使用していない革」になります。新品時は明るいベージュで自然な色をしていますが、経年で濃い色になったり艶がでてきたり味わいと愛着がわいてきます。

 

エイジングを楽しむためには

1. まず使用すること

これはエイジングをするためには絶対必要不可欠なことです。日常的に使用して人が手で触った際の皮脂が革に浸透して革に色の変化がでてきます。また、触った箇所とそうでない箇所で色が違うグラデーションになる役目にもなります。

 

2. ブラッシングで表面メンテナンス

手で触ることでエイジングが進むのですが、同時に汚れ等も付着していますのでこれは綺麗にエイジングをするためには妨げとなってしまうため日頃から革の表面を均等に保ち、細かい汚れを取り除いておくことは非常に大切です。ブラッシングにはどんな革にも汎用的に使える「馬毛ブラシ」がいいかと思いますが、ご自身に合ったものを長く愛用されるといいかと思います。

 

3. 革用クリームでメンテナンス

これは本当に大切です。クリームを使うことで乾燥を防ぎ、ひび割れを防いで綺麗にエイジングをすることができます。ヌメ革に適したクリームを適度に塗布するように心がけるといいでしょう。使用にあたっては各メーカーによって取扱いが違うとおもいますので、説明書をよく読んで初めは目立たない箇所で試してから使用するようにしてください。

また、塗り過ぎには注意しましょう。塗り過ぎはエイジングをするうえで悪影響を及ぼす可能性もありますので注意が必要です。

 

4. 日光に当てる

これは、1の使用するにも関連することですが、日常で使うということは、太陽に当たることにもなります。「日光浴」することで色合いが変わっていくのもヌメ革の特徴です。日焼けするのが容易な革ですので、ぜひ晴れた日には一緒に出掛けて太陽に当ててあげてください。晴れた日と言いましたのは、革に水は厳禁なためです。雨の日はヌメ革にとって大敵な水がかかってしまうリスクがあるため、できることならリスクは避けて持ち歩かないほうがいいでしょう。

 

以上、簡単ではありますがエイジングについて触れてみました。ぜひ基本的なことは守りつつ、ご自身で綺麗な飴色になるのを楽しんでみてください。

 

 

 

 

⑤当店は実店舗で営業しておりますので直接のご来店も大歓迎ですが、半数以上は全国より宅配便にてお相談、ご依頼をいただいております。事前にホームページ トップページにありますライン公式アカウント(ID @ydo5160c)よりご相談内容、修理ご希望の対象品の全体と希望箇所がわかる写真を数点お送りいただくことで概算見積もりをさせていただきます。修理の一連の流れにつきましては、ホームページの「革修理の流れ」をご覧ください。最終的には商品到着後の現物確認は必要ですが、事前にお見積りさせていただくことで、おおよそのご予算が分かり安心です。到着後に正式に見積もり金額をお伝えしますが、大きな差異がなければ事前見積もりが変わることはありませんのでご安心ください。到着時に現物でしか分からない細かなことに気付くこともありますので、新たなご提案やご予算のご相談も可能ですのでご理解ください。決してご依頼主様の許可なく施工して代金の請求をするようなことはございませんので、そちらもご安心ください。

 

 

 

思い入れのある革製品は簡単には捨てられない!そんな方はぜひお気軽にご相談ください。ルイヴィトン、シャネル、グッチ、エルメス、プラダ、などのブランドバッグ、クロムハーツ、ロエベ、ミュウミュウ、ブルガリ、カルティエ、ヴィトン、エルメスなどのブランド財布、ソファー、革ジャン、各種革製品など施工例多数ございます!

当店は岐阜県にて実店舗営業しておりますが、全国より宅配便にてご依頼実績多数あります!特に猫爪ひっかき傷補修件数は北から南まで全国よりご依頼いただき群を抜いています!

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