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2022/03/07

[Louis Vuitton] ルイヴィトン ショルダーバッグの根革作成

こんばんは。3月に入って気持ち暖かくなる予報です。朝晩は冷えますが、昼間は少しずつ暖かくなってきました。本日は月曜日ということでゆっくりスタートです。

 

さて、本日ご紹介させていただきますのはLouis Vuitton ルイヴィトン ショルダーバッグのベルト付け根部分の根革作成です!元々オリジナルでついていたものが、革をかなり薄くすいてあるものでしたので、しなやかさはあるものの、使用による強度面では弱いのかな?という感じでした。ですので、今回ヌメ革で少し革の厚みのあるもので作成させていただきました。

 

 

ではbefore afterの写真でご覧ください。

 

[before]

   

[after]

 

本来、after写真のように金具が通っていました。

 

[before]

 

[after]

 

違う角度から。しっかり留まっています。

 

[before]

 

[after]

 

バッグは道具でもありますから、使えなければ意味がありません。元に戻すことも大切な修理です。

 

[before]

 

[after]

 

とれていたショルダーベルトも元通りの位置に。

 

 

 

 

当店でもかなり数の多いルイヴィトンの修理ですが、今回と同じようにモノグラムのショルダーバッグでもサイドの根革が破れてしまったというご相談は本当に多いです。そこでいつもお伝えしていますが、留め金具に刻印されています「Louis Vuitton」の文字ですが、この金具を切らないと根革を外せませんので交換する際には刻印のないものになることをご了承ください。今回のご依頼主様もご了承いただきました上で大変お喜びいただきました。まずは使えることのほうが大切だとも仰っていました。

 

私たちの事業内容は技術職です。ご相談いただく内容やご依頼品目は様々ですので、短時間で施工できるものもあれば手をつけてから数日、ものによっては一週間以上かかるものもあります。順番に施工していきますが、タイミングによりお預かりより一か月程度かかる施工もあります。ただ間違いなく言えることは、直したいというお気持ちを施工品一つ一つと真面目に向き合って取り組んでおります。先に申しましたように技術職です。無意味な値引き合戦のようなことはしません。不器用ですが日頃より当店の施工ブログをご覧いただいている方は私の施工例や文面だけではありますが、人柄を知っていただくことも大切なことだと考えます。

これからも不器用に真面目に施工してまいりますので、当店をよろしくお願い致します。

 

 

思い入れのある革製品は簡単には捨てられない!そんな方はぜひお気軽にご相談ください。ルイヴィトン、シャネル、グッチ、エルメス、プラダ、などのブランドバッグ、クロムハーツ、ロエベ、ミュウミュウ、ブルガリ、カルティエ、ヴィトン、エルメスなどのブランド財布、ソファー、革ジャン、各種革製品など施工例多数!全国より宅配便にてご依頼実績多数あります!特に猫爪ひっかき傷補修件数は北から南まで全国よりご依頼いただき群を抜いています!

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