革修理｜岐阜県の革修理なら革研究所 大垣店

こんばんは！すっかり夕方暗くなるのが早くなりましたね。本日より全国安全週間が始まりました。夕暮時は大変事故が多い時間帯ですので、交差点は特に気をつけてくださいね。

さて、今回ご紹介させていただきますのは　ディオールの巾着ショルダーバッグの修理になります。ショルダーベルトの根革が使用による劣化でちぎれてしまったとのご相談でした。ルイヴィトンでも同じ症状が非常に多いのですが、やはりベルトの根本というのは「ねじれ」が生じますので徐々にではありますが、革が弱ってきて最後にはちぎれてしまいます。

今回の根革は少し凝った形をしていましたが、新規作成するにあたってブランドロゴ等は入っていないパーツでしたのが不幸中の幸いでした。現状ちぎれてしまった根革はもう使えませんので破損したパーツを取り外し、新しい革で型取りして同じパーツを作成しました。

また写真では全く分かりませんが、巾着を閉めている革紐が緩んできて閉めても簡単に開いてきてしまうのでなんとかしてほしいとのご相談もありました。こちらについても、革紐を現状より若干タイトに新規作成させていただきました。

ではショルダーベルトに注目してbefore after 写真をご覧ください。

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根革自体はしっかりしたものですが金具がつくところはデザイン上、細い二本の革になっていることがわかるとおもいます。

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こちらは横から見たところです。強度が弱くなるのを覚悟でデザイン優先するあたりが潔くてかっこいいです！

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こちらは逆側からのショットになります。しっかり修理させていただいておりますので以前より強度は上がっています。

フランスで歴史のあるブランドであるディオールは日本ではエレガントな女性のイメージが強いです。というのもディオールはコスメの種類が豊富なのがその理由ではないでしょうか。呼び方はディオールというよりクリスチャン・ディオールといったほうが聞き慣れているかもしれません。総合ファッションブランドを目指した結果、ブティックを幅広く展開してアパレル、コスメ、バッグ、ジュエリー、時計、香水、革製品各種・・・など多岐にわたります。イメージは女性でもメンズアイテムが豊富なのもディオールの特徴です。

さて今回のご依頼品もブランドイメージ通りにエレガントなものでした。お引き渡し時、とてもお喜びいただきました。愛着のあるものが蘇ることは特別な瞬間ではないでしょうか。代わりのない愛用品を蘇るお手伝いをさせていただきます。お気軽にご相談ください。

思い入れのある革製品は簡単には捨てられない！そんな方はぜひお気軽にご相談ください。直接ご来店できない方でもトップページにあります「ライン公式アカウント」で数枚お写真を送りいただくと概算のお見積りをさせていただきますので簡単です。もちろんお見積りは無料です！