革修理｜岐阜県の革修理なら革研究所 大垣店

こんばんは。今朝は朝から蚊にさされるという災難にあいました。これも１０月とはおもえない厚さのせいですね。人間とは勝手なもので早く涼しくならないかなと思っても、寒くなると暖かくならないかなとおもうものです。

 

さて、今回のご紹介は、コーチのトートバッグの修理です！

猫にひっかかれてしまい、爪で傷がついてめくれてしまったとのご相談です。今回は他県遠方の方（猫爪傷修理の方は遠方の方がほとんどですが）でしたので、とりあえずラインで写真を送付いただき修理方法とリスクのご説明をさせていただきました。

今回はツートンカラーということで、一色を施工後にもう一方の色を。という具合ですのでちょっとだけ大変でしたが、なんとか目立たないようにしたい！とおもい頑張りました。

 

では猫の爪傷痕に注目してbefore afterの写真でご覧ください。

 

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beforeで「COACH」のロゴの真ん中下あたりに爪傷痕があるのがお分かりでしょうか？向かって左側の端もめくれています。

 

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端の傷です。めくれると影になるので目立ちますね。

 

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アップにするとよく分かりますね。

 

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こちらは横からみたところです。しっかりひっかかれています。

 

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ロゴがない側です。猫さんは悪気はないでしょうがしっかりやられています。

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目立たなくなったかとおもいます。

 

 

当店は猫の爪でひっかかれた傷の修理のご相談が非常に多いです。皆様にお伝えしていることは、万が一猫さんにひっかかれてしまった場合は、めくれた革は引きちぎったりせずにできる限りそのままの状態でご相談ください。その理由は、めくれた革はそのまま元の位置に戻して修復するためです。ですが、そのまま戻しただけではただ戻しただけで傷が目立たなくなるわけではありません。そこか腕の見せ所ですが、出来るだけ分からなくしたいので革の欠損がないに越したことはないのです。

革が欠損してしまった場合も革用パテ等で修復はできますが、やはり元々の革の方が違和感なく修復できます。

 

今回、遠方であるために直接お引き渡しできないのが残念でしたが、お受け取り後にわざわざ御礼のお言葉をいただき感激でした！自分としては限界まで修復したつもりでもやはりこの仕事は新品を作っているわけではなく修理、修復であるがゆえに、これで完成というゴールはないのです。全ての修復に全力で取り組んでいますが、永遠に修理しているわけにもいかずにこれ以上はしかたないという限界までは頑張っています。

有り難いお言葉をいただいたのでこれからも現状に甘んじることなく精進していきますのでよろしくお願いします。

お困りのバッグ、財布、ソファー、革ジャン、等の革製品やブランド品等ありましたら、まずはお気軽にご相談ください。お見積りはもちろん無料です！

 

 

思い入れのある革製品は簡単には捨てられない！そんな方はぜひお気軽にご相談ください。直接ご来店できない方でもトップページにあります「ライン公式アカウント」で数枚お写真を送りいただくと概算のお見積りをさせていただきますので簡単です。もちろんお見積りは無料です！